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広告の概要
YouTube内に表示できるオーバーレイ広告とは?[YouTube動画広告種類Vol.7]

2020.10.29

前回はYouTube内に表示されるディスプレイ広告について取り上げました。今回は、PCでYouTubeを視聴中、画面の下部に表示されるオーバーレイ広告について紹介します。オーバーレイ広告はディスプレイ広告としての出稿となりますが、こちらも覚えておいて損はありません。

オーバーレイ広告は認知拡大に強い

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オーバーレイ広告は、PCでYouTubeを再生した10秒後、画面の下部に重ねるように表示される細長いバナー広告です。動画内に表示されるため、ユーザーの目に入りやすく、認知拡大に有効と言えます。画面の占有率は20%で、バナー広告に最初から閉じるボタンが設置されているため、ユーザービリティを大きく阻害することはありません。バナーのリンク先は、ディスプレイ広告と同じくLPやWEBサイトです。課金方法は1クリックごとに費用が発生するクリック課金と、1,000回表示ごとに課金が発生するインプレッション課金の2種類となります。オーバーレイ広告の課金の仕組みはディスプレイ広告と同じですので、バナーが表示される秒数は関係ありません。

オーバーレイ広告を指定のYouTubeに配信する方法(プレースメント)

次に、オーバーレイ広告を特定のYouTubeに絞って配信する設定方法について、Google広告の管理画面を使って紹介します。20201029_img03.jpg

キャンペーン作成画面から、キャンペーンの目的を「ウェブサイトのトラフィック」を選択し、「ディスプレイ」を押下します。20201029_img04.jpg

指定サイズ「468×60」あるいは、「728×90」の画像にて設定します。20201029_img05.jpg

プレースメントで、「YouTubeチャンネル」あるいは「YouTube動画」を選択し、広告を表示させる場所を指定します。20201029_img06.jpg

なお、Googleは「youtube.com」にて指定することを推奨しております。配信する商材がニッチな場合、表示回数そのものが少なくなってしまう恐れがあります。その場合は、弊社としても「youtube.com」にて設定することをおすすめします。設定方法は、「ウェブサイト」を選択し、検索窓に「youtube.com」を入力すると項目が選択可できます。

まとめ

今回は、YouTube内に表示されるオーバーレイ広告について紹介しました。オーバーレイ広告は、動画内に表示されるため、動画を視聴しているユーザーにほぼ確実に見てもらえます。YouTube動画広告の制作が間に合わない場合や、動画制作費をかけられない場合はぜひ、オーバーレイ広告を候補の1つにしてみてはいかがでしょうか?

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