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広告の運用手法
「詳しいユーザー属性」の活用事例を解説[YouTube動画広告ターゲティングVol.3]

2020.11.24

前回はユーザーターゲティングの1つであるユーザー属性ターゲティングについて学びました。今回は「詳しいユーザー属性」について紹介します。

詳しいユーザー属性でさらなる絞り込み

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ユーザー属性のターゲティングにおいて、「詳しいユーザー属性」でさらに絞り込むことができます。内容は以下の通りです。

■子供の有無
子供あり

  • 子供あり(0~1歳の乳児)
  • 子供あり(1~3歳の幼児)
  • 子供あり(4~5歳の幼稚園児)
  • 子供あり(6~12歳の小学生)
  • 子供あり(13歳~17歳)

■配偶者の有無

  • 独身
  • 交際中
  • 既婚

■教育
最終学歴

  • 高校卒
  • 学士号
  • 大学院卒

現役の大学生

■住宅所有状況

  • 住宅所有
  • 賃金

小さな子供を持つユーザーにリーチする際は該当の「子供の年齢」をチェック

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前回紹介したユーザー属性ターゲティングでは、子供の有無は「あり・なし・不明」のみでしたが、詳しいユーザー属性の中で設定可能な「子供の有無」は、「子供が幼児なのか、小学生なのか」など細かく絞り込むことができます。例えば、「0歳~1歳の小さな子供を持つ母親に対しベビー用品の広告を配信したい」となった場合は、「子供あり(0~1歳の乳児)」を選択します。この設定加えることで、商材に興味を持つと想定されるユーザーと実際に商材に興味関心があるユーザーの相違を縮めることに役立ちます。

ユーザーの交際情報で広告のミスマッチを回避

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配偶者の有無では、ユーザーの交際のステータスも設定が可能です。またこのターゲティングに加え、地域やライフスタイル・興味関心など様々な組み合わせをすることで、「20代独身で北海道に住んでいる男性」「30代既婚で最近猫を飼い始めた女性」といった具体的なターゲット像に迫ることも可能です。

大学生に広告を配信したい場合は「現役の大学生」を活用

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大学生に広告を配信したい場合は「現役の大学生」を選択するのがおすすめ。ユーザー属性ターゲティングで「18~24才」を選択するよりも、より的確に大学生にアプローチすることが可能です。例えば、「就職活動の企業セミナー」など学生に絞って配信したい商材に使用することができます。

まとめ

今回は「詳しいユーザー属性」について取り上げました。使い方を工夫することで、狙いたいユーザーに広告を届けることができます。ターゲティングそれぞれにどんな使い道があるのか今回の記事を参考にぜひ一度考えてみてください。次回は、「アフィニティカテゴリ」について学んでいきましょう。

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