コラム

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広告の運用手法
カスタムオーディエンスの運用事例①[YouTube動画広告ターゲティングVol.6]

2020.12.28

前回はカスタムオーディエンスについて取り上げました。今回は実際にどのようにターゲティングを組むのかその運用事例を紹介していくことにします。

ケース①大学

例として、大学の薬学部のPR広告を配信すると仮定します。

カスタムオーディエンスを使えば、「薬学部に興味がある」「薬剤師を目指している」などという受験生にもリーチが可能です。通常、YouTube動画広告を含むGoogle広告は、18歳以下を年齢指定でターゲティングすることができません。しかし、カスタムオーディエンスを使えば、「薬学部に興味がある高校生」に広告を配信することが望めるのです。次項より詳しく見ていきましょう。

【カスタムオーディエンス】キーワードターゲティング事例(大学:薬学部向け)

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薬学部に興味のある大学受験生をターゲットにしたい場合、例えば上図にあるような関連キーワードを盛り込みます。ここでは2番目の「過去にキーワードを検索した」ユーザーで設定し、「薬学部 私立」や「薬学部 偏差値」などのキーワードを以前検索したことのある確度の高いユーザーがターゲットになります。

【カスタムオーディエンス】URLターゲティング事例(大学:薬学部向け)

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URLターゲティングでは「薬学部大学ランキング」や「薬学部受験講座」など、ターゲットに該当する高校生が訪れると考えられるURLを設定します。実際に該当のキーワードで検索し、検索上位のサイトURLを指定するのが良いでしょう。その他にも、大学の学部ページのURLを入力することもおすすめです。

【カスタムオーディエンス】場所ターゲティング事例

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また頻繁に訪れる場所として、「学校、教育サービス」などとして学生に絞ることもできます。大学や中学校、小学校なども個別で指定することが可能です。もちろん、これは学生に限らず、教師をターゲットにする際にも活用することが可能です。

まとめ

今回はカスタムオーディエンスについて、商材をもとに設定事例を紹介しました。適切なユーザーに広告を配信することで、視聴率や視聴単価などのパフォーマンスが上昇します。そうすることで、より広くユーザーに広告を配信することができますので、ぜひカスタムオーディエンスを利用して運用の幅を広げていきましょう。次回も引き続き実例を紹介します。

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