コラム

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広告の運用手法
カスタムオーディエンスの運用事例②[YouTube動画広告ターゲティングVol.7]

2021.02.26

前回はカスタムオーディエンスの運用事例について取り上げました。今回も引き続き設定事例を紹介していきます。

ケース②金融

例として、クレジットカード会社のPR広告を配信すると仮定します。2020226_img02.JPGアフィニティカテゴリの中に「銀行、金融」のカテゴリがありますが、カテゴリの幅が広く、より細かな絞り込みを行いたい場合はアフィニティカテゴリでは不十分です。しかし、カスタムオーディエンスを使えば「クレジットカードに興味を持つ、あるいは比較検討しているユーザー」に対して広告を配信することが望めます。次項より設定を詳しく見ていきましょう。

【カスタムオーディエンス】キーワードターゲティング事例(金融:クレジットカード)

2020226_img03.JPGクレジットカードに興味のあるユーザーをターゲットにしたい場合、例えば上図にあるような関連キーワードを設定します。ここでは2番目の「Googleでこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー」で絞り込み、「クレジットカード おすすめ」「クレジットカード 人気」また学生も含めたい場合は「クレジットカード 学生」などのキーワードを盛り込み配信します。

【カスタムオーディエンス】購買の確度が高い層へリーチさせるテクニック

2020226_img04.JPGより購買へ働きかけているユーザーをリーチさせたい場合は、上部の1番目の「これらのいずれかの興味/関心や購買意向を持つユーザー」にチェックするのがおすすめです。これは過去のカスタムインテントに該当し、サイトの申し込み画面を閲覧したなど購買への確度が高いユーザーをターゲットできます。弊社が運用したYouTube動画広告の案件でも1番目にチェックを入れた方のクリック率(クリック率:誘導バナーをクリックした率)が高くなりました。ただし、キーワードによっては配信母数が少なく単価が上昇する恐れもありますので、事前に確認しておきましょう。配信母数は下図のように、カスタムオーディエンス設定画面の右側に表示されます。2020226_img05.JPG

まとめ

今回もカスタムオーディエンスの設定事例を紹介しました。どんな商材に対しても比較的自由にターゲティングが組めるカスタムオーディエンス。ぜひ活用し日々の運用のパフォーマンス改善に役立てましょう。次回は「購買意向の強いオーディエンス」について紹介します。

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