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YouTube動画広告を始める際に押さえるべき5つのポイント[YouTube動画広告基本Vol.4]

2021.06.14

今回からは、YouTube動画広告でキャンペーンを行う際に押さえる要素を紹介していきます。ギリギリになってから慌てるのではなく、事前に確認しスムーズに進めることができるようにしておきましょう。

①アカウントの準備(Google・YouTubeアカウント開設)

予めGoogle・YouTubeのアカウントの開設が必要となります。Googleアカウントの作成後、YouTubeにログインし、「ビジネス名などの名前を使用」で企業名やブランド名を入力してYouTubeチャンネルを開設しましょう。

なお、YouTubeチャンネルのプロフィール画像は、チャンネル内の画像から調整可能です。YouTube動画広告では配信の途中に差し込まれるロゴがユーザーの目に触れやすいため、企業やブランドロゴにて登録するようにしましょう。設定していない場合、アカウントを登録した名前が画像として使用されてしまいます。

②動画の準備(YouTube上で動画を公開)

制作した動画コンテンツはYouTube上でアップする必要があります。動画自体は一般公開でも限定公開でもどちらでも構いません。YouTubeアカウント運用はせずに、広告だけ配信したい場合は、限定公開でアップしましょう。広告設定をする際は、アップした動画のURLが必要になります。

③飛び先の準備(LP・WEBサイトのURL確認)

動画広告内に表示される (またはCTAオプションを押下した際に着地する)飛び先URLも必要です。広告で宣伝する商品やサービスに関連したページのURLを用意しましょう。広告の審査では、動画以外に飛び先も対象となります。

④動画に紐づくオプションの準備(CTA表示オプションとコンパニオンバナー)

マストではありませが、インストリーム広告でLP等に誘導させるには?の中で紹介したCTA表示オプション用のテキストも準備しておくと良いです。通常ただURLが表示されるところ、「詳細を見る」「資料をDL」などの誘導テキストを表示できます。(文字数制限あり)ユーザーの目に触れ、サイト誘導にも結び付きますので、ぜひ設定してみてください。

また、PCに配信したい場合は「コンパニオンバナー」も準備します。画像を特別に用意する場合は別途制作が必要となりますが、そうでない場合はYouTubeアカウントで設定したチャンネル背景画像を自動生成して登録することもできます。

⑤ターゲティングの準備(地域・性別・年齢・興味関心)

配信するターゲティング設定書も予め準備しましょう。内容として、配信する地域・性別・年齢・興味関心などが挙げられます。Google広告とYouTube動画広告の設定はほぼ同じですが、YouTube動画広告にしかない設定もありますので、事前にどういった設定が可能なのか確認するのが安全となります。

まとめ

今回はYouTube動画広告を出稿する前のポイントについて紹介しました。動画コンテンツの制作に気を取られてしまうのではなく、事前にどんな要素が必要になるかしっかり確認しておきましょう。次回は「YouTube動画広告出稿の流れ」について取り上げます。

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