YouTube動画広告は自分でも出稿ができますが、出稿や日々の運用をサポートしてくれる代理店会社に依頼するのがおすすめです。お問い合わせし、キャンペーンの目的や広告フォーマット、ターゲティングなどの詳細について固めていきましょう。下記の図にあるように、目的を明確にしてから広告フォーマットを選ぶのが肝です。その他、ターゲティングも詰めていきましょう。
初めてYouTube動画広告を出稿する際は、広告の種類(インストリーム広告編) [YouTube動画広告種類Vol.1]の中で紹介したように、コストを抑えつつ認知拡大も可能な「スキップ可能なインストリーム広告」がおすすめです。

YouTube動画広告では、まずは動画コンテンツが必須です。コンテンツがない場合はYouTube動画広告用に制作が必要になります。YouTube動画広告はTVCMや他のSNS広告とは効果的な動画の見せ方や仕様も異なりますので、YouTube動画広告用のコンテンツを準備するのがおすすめ。どういった内容にしたいかによって制作時間が異なりますので、広告の出稿には余裕を持ちましょう。クリエイティブの入稿規定については次回詳しく紹介します。

動画の準備ができれば、該当の動画をYouTube上に公開します。YouTube動画広告を始める際に押さえるべき5つのポイント[YouTube動画広告基本Vol.4]でも紹介しましたが、全体公開がNGの場合は、限定公開でアップしましょう。動画のタイトルや備考欄は広告では表示されませんが、オーガニックで視聴する人も考えられますので、重要な内容は含めるようにするのが安心です。

動画の準備ができれば、次は広告アカウントを作成し、キャンペーンを作成します。審査は数時間～3営業日程度となります。審査の内容は動画・飛び先URLのサイトが対象となり、飛び先は必ずWEBページであることが条件です。通常数時間で審査が終わることもありますが、予想外の事態に備えて早めに設定完了しておきましょう。
ちなみに広告承認の結果は「ポリシーの詳細」から確認できます。表示項目にチェックを入れ、ポリシーの欄が「承認済み」となっていれば問題ありません。

審査が承認され、広告のスケジュールが適用されると配信がスタートします。配信直後は配信がやや不安定になりやすいため、調整する場合も2日、3日と一旦様子を見ることをおすすめします。

※配信が無事に行われても、途中でポリシーの違反となって広告が強制的に停止となる場合もあります。そのため、広告が無事に配信されているか、Google広告アカウントで設定したメール宛てに通知が来ていないか、配信一週間はチェックするのが安全です。