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YouTube動画広告の入稿規定と注意点[YouTube動画広告基本Vol.6]

2021.06.22

前回はYouTube動画広告を出稿する一連の流れを確認しました。今回は、各配信形式の入稿規定とそのポイントを詳しく見ていきましょう。

YouTube動画広告の各フォーマット別入稿規定

20210622_img02.JPG上図がYouTube動画広告で取り扱われるフォーマット別で入稿規定を分けたものです。YouTube動画広告は出稿する形式によって秒数の規定がありますので、しっかり確認しておきましょう。次項から各形式の注意点を紹介します。

スキップ可能なインストリーム広告は30秒以上の動画で制作

スキップ可能なインストリーム広告では動画の長さは基本的に自由ですが、推奨は3分未満となっています。弊社としては30秒以上の動画を用意するのがおすすめ。インストリーム広告と言えば30秒以上、あるいはクリックされた際に課金が発生、30秒未満の場合は動画が完全に視聴された場合(あるいはクリック)に課金発生となります。そのため、視聴課金形態で考えると30秒以内の動画で配信を行うのは少しもったいなく、30秒以上の動画を作る方がお得と言えるのです。

スキップ不可のインストリーム広告は長さと中身のバランスが重要

スキップ不可のインストリーム広告は最大15秒までスキップせずにユーザーに動画を視聴させることができます。ただし、動画の長さとその動画の中身の兼ね合いが大事。単に15秒の動画を制作すれば良いということではありません。ユーザーにネガティブなイメージを与えることになれば本末転倒です。他の形式の中でもとりわけ動画の構成に注意を払いながら進めていきましょう。

バンパー広告は要点を必ず一つに絞る

スキップ不可で6秒間のパンパー広告は、ユーザーにとって嫌われる可能性も低く、商材を認知させるのに向く形式です。その一方で6秒以内と限られた秒数に対し、何を一番ユーザーに伝えたいかを考えることが大切です。あれこれ詰め込むのではなく、「これだけは知ってもらいたい」と要点を一つに絞ることにしましょう。

ディスカバリー広告は秒数に縛られない一方で組み合わせが必須

ユーザーの能動的なアクションで観られるディスカバリー広告はYouTubeのコンテンツと同じように自由に制作することができます。しかし、サムネイルやターゲティングの設定など注意すべき点が他より多くあります。予め制作とのバランスを見ながら選択するようにしましょう。サムネイルについては次回詳しく取り上げることにします。

まとめ

今回はYouTube動画広告の入稿規定やそのポイントについて紹介しました。配信形式を選択する際に合わせて確認してみてください。次回はディスカバリー広告で絶対に抑えておきたいサムネイルについて詳しく説明します。

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