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広告の運用手法
カスタムオーディエンスを使用した運用テクニック [YouTube動画広告ターゲティングVol.26]

2021.11.30

今回はカスタムオーディエンスを使って弊社がよく設定するおすすめのテクニックを3つ紹介します。ちょっとした一工夫が広告配信のパフォーマンス改善に繋がりますので、ぜひご確認ください。

カスタムオーディエンスのテクニック①リストを細分化する

20211130_img02.JPGカスタムオーディエンスとは、【新機能あり】カスタムオーディエンスの設定方法[YouTube動画広告ターゲティングVol.5]の中で紹介したように、キーワードやURLなど自分でリストを作成できる自由度の高いターゲティングです。該当するキーワードやURLを過去に検索、訪問したことのあるユーザーをターゲットとし、配信ができます。

カスタムオーディエンスを設定する際は、キーワードはキーワードのみ、またURLはURLなど分けて設定することをおすすめします。キーワードとURLを色々詰め込み過ぎると逆に配信のパフォーマンスを下げてしまう恐れがあります。それぞれ設定する項目の数は10個~15個がベストです。各設定内でも、さらにカスタムオーディエンスのリストを分けられないかなどを考え、細分化していきましょう。細かく分けることで、Google広告側が効率の良い方リストに自動で配信をし、広告全体のパフォーマンスが上がります。また、停止の作業など調整も簡単に行えるのもメリットの一つでしょう。最初の設定だけカスタムオーディエンスの数を複数分けるため少し大変ですが、運用をしていく上で絶対に損することはありません。

カスタムオーディエンスのテクニック②リマーケティングの補助役として活用する

20211130_img03.JPG自社サイトのURLや、商品名などをカスタムオーディエンスとして設定することもおすすめです。リマーケティングのようにしっかりしたターゲティングとまではいきませんが、指定したURLと類似のページを見たユーザーに配信することが可能です。そのため、リマーケティングの設定ができない場合の対処法として活用できると言えるでしょう。ただし、母数が一定数ないと上手く配信されない場合がありますので、設定する際は画面右側の表示回数を確認して設定しましょう。また、数値が0件と表示される場合も見られますが、これは配信できないということではなく、配信自体は行われるものの、途中で何かしらの調整が入り本来の力が発揮されない可能性があります。

カスタムオーディエンスのテクニック③競合サイトやランキングサイトを設定する

他社競合サイトや、ランキングまとめサイトなどを設定することもおすすめです。情報を収集しているユーザーは検討段階にいるため、そのようなサイトを閲覧したことのあるユーザーに広告が配信されるとより興味を持ってもらえます。弊社で運用した際も、こちらのターゲティング項目の獲得率は他よりも2倍以上良かった結果もありましたので、比較検討してもらう際には有効な設定方法と言えます。まとめサイトのURLの他にも、「○○ 口コミ」「○○ おすすめ」「○○ ランキング」などのキーワードを設定しても良いかもしれません。

まとめ

今回はカスタムオーディエンスを使用したテクニックを3つ取り上げました。すぐに始められるものばかりかと思いますので、ぜひ日々の広告運用に役立ててみてください。

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