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【いまさら聞けない】YouTube動画広告のレポートの作り方を解説[YouTube動画広告基本Vol. 10]

2022.01.28

今回はYouTube動画広告の配信レポートをどこで出力できるのか、またどうやって作成するのかGoogle広告の管理画面をもとに見ていくことにします。ぜひ押さえておきましょう。

YouTube動画広告のレポート出力方法

20220128_img02.JPG配信確認用には管理画面の各ページを見れば分かりますが、提出するなどになればきちんとしたレポート出力が必要です。レポートの出力は、Google広告の管理画面の上部の「レポート」から、「事前定義レポート(詳細分析)」あるいは「レポート」を選択して作成します。

20220128_img03.JPG「事前定義レポート(詳細分析)」を選択すると基本的なデータや期間指定した既存のフォーマットが用意されていますので、すぐに出力することができます。

20220128_img04.JPG「レポート」を選択すると、自分で自由にカスタマイズにてレポートを作ることができます。「+カスタム」を押下、「表」を選択し作成しましょう。

20220128_img05.JPG右側の選択項目にはタブで管理されており、必要な項目を左にドラッグ&ドロップするとデータが反映されていきます。項目が見つからない場合は検索窓がありますので、簡単に見つけることができます。画面中央の「すべてのアカウント」から該当のアカウントを絞り、日付を選択しましょう。レポートの出力は右上「ダウンロード」より行えます。また、カスタムしたレポートのフォーマットは保存することも可能ですので、登録しておくのがおすすめです。

YouTube動画広告で必須のレポートは?【事例紹介】

YouTube動画広告でどのようなレポートを作成するのか、弊社が運用する中でよく出力するものを例に挙げます。

  • 日別レポート
  • 月別レポート
  • 広告グループ別レポート
  • 広告(動画)別レポート
  • 曜日別レポート
  • 時間帯別レポート
  • オーディエンスセグメント別レポート
  • 広告配信場所別レポート
  • 都道府県別レポート
  • 年齢・性別別レポート

日別レポートはもちろんのこと、広告配信の効率性が下がった場合など、どの指標のパフォーマンスが落ちたのか各項目より確認し、改善を加えていきましょう。

YouTube動画広告のレポート作成事例【日別レポート】

最もよく確認するであろう日別レポートを例に、作成画面を確認していきましょう。表示させたい項目を「行」、「列」にそれぞれに入れていきます。以下がその例になります。

20220128_img06.JPG【行】

  • キャンペーン

行には、「キャンペーン」と「日」の項目をドラッグ&ドロップします。該当のアカウント下に複数キャンペーンがある場合は、「キャンペーン」を行に含め、フィルタ分けすることになります。いつからいつまでの期間のデータを出力するのか、画面中央の日付を設定するのも忘れずに行いましょう。

【列】

  • 表示回数
  • 視聴回数
  • 視聴率
  • 動画再生率(25%、50%、75%、100%)
  • 平均視聴単価
  • クリック数
  • クリック率
  • 費用
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • コンバージョン単価

続いて、列には、「表示回数」や「視聴回数」などの項目をドラッグ&ドロップします。コンバージョンを計測している場合は、コンバージョンの指標も取り入れていきましょう。行との組み合わせによっては選択できないものもありますので、注意が必要です。

まとめ

今回は、YouTube動画広告のレポートの作成方法について紹介しました。日々の運用改善のために、役立ててみてください。

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